この算数の問題は、本当は何を聞いているの? Cambridge Primary ガイド
計算に入る前に、文章題を読み、数量を見つけ、方法を選ぶための4つのステップ。

算数の考え方は理解できていても、文章題になると、どこから手をつければよいか分からなくなるお子さんがいます。文章題では、まず状況を読み取り、そのうえでどんな算数が合うかを決める必要があるからです。この2つを分けて考えると、話し合いがぐっと楽になります。
オリジナルの例を見てみましょう。
庭師が豆を3列植えました。1列に4株ずつあります。豆の株は全部でいくつですか。
すぐに足す数やかける数を探すのではなく、4つの問いを順番にたどってみましょう。
読む、知る、求める、確かめる
1. 問題を最後まで読む
まず物語をつかむために1回、次にもっとゆっくり2回目を読みます。「列」のようになじみのない言葉があれば、簡単な絵をかいたり、日常の言葉で状況を説明したりしてみましょう。
2. 分かっていることを言う
「問題はどんな情報をくれているかな?」と聞いてみます。この例では、3列あり、1列に4株ずつです。小さな絵で、4つずつのまとまりが3つあることを示せます。
3. 求めるものを決める
「答えは何の数かな?」と聞いてみます。ここで求めるのは、豆の株の合計です。同じ数のまとまりがあるので、かけ算はこの状況を表すのにふさわしい方法のひとつです。
3 × 4 = 12
したがって、豆は12株です。3つのまとまりを描いて数えたり、4 + 4 + 4 を計算したりして確かめられます。
物語を最後まで読み、分かっていることを見つけ、聞かれていることを求め、答えを確かめます。
4. 答えが合っているか確かめる
答えを使って、もう一度問題を読み返します。12は、株の数でしょうか、列の数でしょうか、それとも別のものでしょうか。答えには単位もつけましょう。豆12株。
同じ関係をわり算で考える
関連する問題は、たとえばこうです。「豆12株を3列に同じ数ずつ分けて植えます。1列には何株ありますか。」同じ数量が、今度は等しく分ける状況を表しています。
12 ÷ 3 = 4
かけ算の式 3 × 4 = 12 は、わり算の答えを確かめる助けになります。同じ数のまとまりを描いたり、おはじきを使ったりすると、この関係が目に見えるようになります。
「キーワード」だけに頼らない
「全部で」「残り」「ずつ」といった言葉は役に立つ手がかりですが、それだけで計算の種類が決まるわけではありません。お子さんは、何が起きているのか、答えが何を表すのかを理解する必要があります。計算の前に、絵、小さなモデル、物語の言い直しが助けになります。
保護者の方が使いやすい問いかけの例です。
- 「お話の中で何が起きているかな?」
- 「それぞれの数は何を表しているの?」
- 「何を求めようとしているのかな?」
- 「同じ関係を絵で表せるかな?」
- 「答えにはどんな単位をつけるかな?」
お子さんが自分の考えを説明する時間をじゅうぶんにとりましょう。最初の方法がうまくいかなければ、計算の種類を口にするのではなく、物語に戻って数量をモデルで表してみてください。
インタラクティブなカードゲームを試す
まずチャレンジカードを1枚引き、それを解ける数字カードと演算カードを選びます。カードはすべて表向きなので、解けないランダムな式で行き詰まることはありません。Start レベルはたし算とひき算、Facts レベルはかけ算とわり切れるわり算を使います。いっしょにでも、ひとりでもどうぞ。
ブラウザで遊ぶ
算数カードチャレンジ
まずチャレンジを引きましょう。数字カードと演算カードは表向きのままなので、チャレンジを解けるカードを選んでください。
12を作る2つの方法
答えが12になる、ちがうたし算の式を2つ作りましょう。
見つかった別の方法:0 / 2
数字カード
表向き · 好きなものを選ぶ · 各2枚演算カード
ひとつ選ぶ · 「=」は常にあります数字カードと演算カードを選んで、チャレンジを解きましょう。
印刷用資料のカードは、数字・演算・チャレンジ用に63.5 × 88.9 mmの大きさです。
印刷用資料には、シミュレーターと同じ2つのレベルが入っています。お子さんに合うレベルを選んでください。このカードはクラス分けテストでも、学年ごとのカリキュラム表でもありません。考えを見せるために、おはじきや絵を自由に使いましょう。
最初の一歩として役に立つのは、お子さんに状況を自分の言葉で説明してもらうことです。数量と問いがはっきりすれば、方法を選び、答えが理にかなっているか確かめられるようになります。
